いつもブログをご覧いただきありがとうございます!なんだか最近は修理というより靴自体をご紹介する記事も増えつつあります。それだけ皆さん魅力的な靴をお持ちなんです。
先日も当ブログ内↓でご紹介させていただきましたが今回は本気な奴です。
ギリーシューズとは
ギリーシューズって聞いたことあるけど詳しくは知らないという方のためにご説明させていただきます。
ギリー(Gillie)の特徴は特に鳩目周りと言えます。足と靴紐の間にタンが存在せず、鳩目周りがU字上にくり抜かれております。
「gillile」はゲール語で「召使い」を意味しております。タンを取り付けていない理由はぬれてもすぐに乾くため。そして紐の長さもとっても特徴的なのですが「ぬかるみ」にはまったときに靴を紛失しないよう足にくるくると巻き付けるところからそのデザインは来ております。
なのでその特徴的なデザインの元をだどれば上記のような労働者や狩猟用としての靴だったのですが時が経ち舞踏用の靴へと変化をとげます。このブログをご覧いただいている方でもしスコットランドに行ったことのある方であればピンとくると思いますが、民族衣装をまといバグパイプを演奏している現地の方がいらっしゃいます。まさにその方々が履いている靴こそがギリーシューズというわけです。
カントリーダンスでも履かれておりダンスの途中でも靴が飛んでいかないように紐を足に巻き付けるスタイルがもってこいの仕様だったのです。
現在ではここまでのギリーを普段の仕事で履く方はいらっしゃらないと思いますがこのような歴史的背景を理解して履けばもっと愛着も沸くことだと思います。
ここからが修理。つま先とカカトが削れてしまっております。つま先にはお馴染みのヴィンテージスチール。カカトはもともとの厚みに合わせて耐久性抜群のヴィブラム#2055というものを使用しております。
オールソールの場合3週間ほどの時間を頂戴しておりますが部分的な修理の場合最短でお持ち込み当日のお渡しも行っております。ぜひご利用くださいませ。
ヴィンテージスチール4,400円税込
カカトヴィブラム2055 4,950円税込
クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
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