いつもブログをご覧いただきありがとうございます!革靴が好きである程度の足数がある方、もしかしたら1足はあるかもしれません。独特なデザインのギリーシューズ。

もともとはスコットランドのケルト民族が1800年代に履き始めたのがきっかけで当時は舞踏や女性を中心に履かれておりました。タンが無くソールも柔らかいため舞踏に適していたようです。その後は男性にも履かれるようになりスコットランドの民族衣装を身にまといバグパイプを演奏しているパフォーマーの方々の足元はギリーシューズだったりします。

スコットランドに旅行に行かれることがあればぜひ注目してみてください。

ギリーシューズの紐交換

ギリーシューズはデザインの大枠は決められているもののタンの有無、ラバーソールだったりレザーソールだったりと様々。その中でも紐の先端に「タッセル」が付いているのかどうかは特に全体の印象を左右するデザインとなります。

さてそのタッセルですがちょっと厄介な点が。紐交換がやりにくい。紐が切れたり長くしたりもしくは短くしたりといったときにとてもご自宅では難しかったりする。

この場合一度タッセルを取る必要が出てきます。タッセルの付き方も様々で接着剤だけなのかもしくは接着して縫い留められているか等。

今回のオーナー様の場合カルミーナでオーダーした靴で、紐を「ベルルッティ結び」をしたいがちょっと紐が短かいので長くしたいというのがご希望でした。ベルルッティ結びをご存じない方は一度ググってみてください。

実際ワタクシも1足クロケット&ジョーンズのギリーシューズを所有しておりますが一度紐が切れたので丈夫な紐をつけ直しました。

これはなかなかご自宅では難しそうですよね。同じようなお悩みがあればぜひご相談くださいませ。

クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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