日本ではリーガルとともに2大シューメーカーなイメージ。百貨店はじめ大型商業施設にもスコッチグレインのショップがあり実際手に取って見やすい、比較的安価な割にしっかりとした作りのグッドイヤー製法なので直しながら長年履くこともできるので一度は履いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

本日はスコッチグレインのオールソールのご紹介です。

スコッチグレイン ヴィブラムソールでオールソール

さて今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。

オリジナルは写真のとおり真ん中にラバーが埋め込まれており革底よりも多少滑りにくくなおかつ穴も開きにくくもなっている作り。今回はビジネスシューズのソール交換時によく使用するヴィブラム#2055ソールを使用してオールソールしてみます。

ヴィブラム社は世界一の靴底メーカーと言ってもよいでしょう。このような修理用の部材は勿論あらゆるシューメーカーでも採用されております。特徴はやっぱりその耐久性。長距離歩いてもなかなか減りません。その割にしなやかさもあり履き心地も良い。そしてグリップ力も良し。グリップ力に関してはヴィブラム社から出されているアークティックグリップソールというものもありそちらは氷上でも滑らないというやつ。ヴィブラム社恐るべしですね。。

耐久性が良いのでソールがそこまで減っていないのに縫いのステッチが切れてしまうことがありますのでナイツブリッジでは縫いをかける部分に対し溝を掘り底をめがけて縫います。よくレザーソールで採用されているやり方です。そうすることでステッチは切れにくくなります。

これから夏にかけて日本は梅雨の季節にも入ってきます。雨の日用にラバーソールでのソール交換はいかがでしょうか?もちろんラバーソールからレザーソールへの交換も出来るのでゆくゆくはレザーソールに戻すこともできます。

ヴィブラム#2055 17,600円税込 納期3週間前後

クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き11,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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