いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
近年靴の価格が爆上がりしています。インポートシューズだと20万前後がそこまで珍しくもなくなってきました。それに伴い品質も上がっているのか?あまり大きな声では言えませんが使用する材料の細かい部分でコスト削減を図り逆に品質が落ちているシューメーカーもあります。
そんな中EDWARDGREEN(エドワードグリーン)は安定してよいものを使用しております。靴自体がちょっと高すぎるのかなとも思われますがそれでもまーなんとか納得してよいかなというところ。
EDWARDGREEN(エドワードグリーン)ヴィンテージスチールとカカトの修理
さて今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。





旧エドワードグリーンです。一度他店にてハーフソールを張られておりますがカカトは純正が付いております。つま先とカカトが修理のタイミングでアッパーも少々くたびれたご様子。これはクリーニングをやってリフレッシュすることにします。
今回使用するカカトについてご紹介です。現在エドワードグリーンでも同様のものを使用しているラスターヒール。革の部分はドイツのレンデンバッハ製。ラバーの面積が狭くドレッシーでありながらも非常に耐久性が高い。

側面から見てみるとラバーの部分が最下層面まで来ていないのがお分かりかと思います。これがまたかっこいいというわけです。

よくあるイタリア製のラスターヒールと比べてみると、EGラスターヒールと違いラバーの面積が広く最下層面にラバーが一面きています。勿論こちらのヒールの方が向いているメーカーもありますがエドワードグリーンに関して言ううと絶対に前者をオススメいたします。







カカトは化粧釘を打たないパターンで仕上げております。化粧釘を打った方が全体に締まった印象になりますので個人的には好きなのですが釘が地面に擦れて少々滑りやすいというデメリットもあります。お客様の希望をお伝えいただければそれに合うように仕上げます。
つま先はアウトソールまで削れていたので厚みを一度戻してからヴィンテージスチールを付けております。
アッパーはワックスかキズ補修をした痕なのか妙なテカリがあったのでそれを除去、カビ予防も行い乾燥していたところに対してしっかりと保湿。ここまでやればモッチリとしたグリーンならではの高級な革の質感となります。
部分的な修理ですと即日対応も可能です。
※材料取り寄せ商品ではない場合
是非一度ご相談くださいませ。
ヴィンテージスチール4,400円
EGラスターヒール7,700円
クリーニング4,950円
クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
お店までの行き方は↓