当店はドクターマーチンの修理を多く承っております。他で断られた、そもそも直せるかどうか。。。などといった事でお悩みの方は是非一度ご相談くださいませ。
今回はドクターマーチンによくある事例となりますが革が裂けた場合の修理方法のご紹介です。
他のドクターマーチンブログはコチラ↓
Dr.Martens(ドクターマーチン)革が裂けた
ドクターマーチンの靴の特徴としてライニングがない所謂「アンライニング」やライニングがあったとしても布地で作られていることからアッパーの革に亀裂が走ると一気に裂けてしまう傾向にあります。
よく裂けるところといえば小指辺りの履きジワ、ブーツだと履く際に引っ張るタンの部分など。
せっかく気に入って履いていた靴、捨てるには惜しいですよね。でもドクターマーチンのショップにもっていっても直せないというパターンも多く、ドクターマーチンユーザーの皆様はちょっとした修理難民とも受け取れる。
今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。
ドクターマーチンの代表的なモデルの8ホールのブーツ。タンを手で引っ張りながら履かないと中々履けないタイプ。なのでとても負荷がかかってしまいます。通常靴はアッパー(表革)とライニング(裏革)の2枚が合わさって作られているものが多いのですが、冒頭申し上げた通りドクターマーチンの場合タンの部分の裏にはライニングがないモデルもあり亀裂が入ると止めどなく裂けてきます。
この部分が裂けてしまうと歩行するという靴の役割を果たすもっと手前の段階、そもそも足入れをするというところで既に弊害が出てしまう。
そんな時は革を当てて修理することが出来ます。
まずは伸び止めテープを当て裂けているところをジグザグに縫い
ドクターマーチンのようなガラス加工されている質感に合わせて革を選んで張り周りを縫い止め
表からだけだと強度が出ないので裏側にも革を当てて縫い止める
こんな方法で直すというわけです。
デザインが変わってしまう修理となるためご抵抗のある方にはオススメは出来ませんが現状こういったやり方でないと直す方法がありません。
ご自身のドクターマーチンには不具合は出ていませんでしょうか?
これは無理だろうと考えている靴でも一度是非ご相談くださいませ。
今回の費用3,850円税込み 納期1週間前後
クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き11,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
お店までの行き方は↓