ドクターマーチンはソール交換できるのか?できないのか?メーカー修理もやっていないのでドクターマーチンユーザーは修理をするという認識がない方も多いのでは?修理屋さんによってもドクターマーチンは修理しないというところも多い。本日はその疑問にしっかりとお応えします。

ドクターマーチンとは

ドクターマーチンは若い世代を中心に空前のブーム。確かにファッショナブルなシューズなので知らない方の方が少ないと思いますが、歴史についてはどうでしょうか。

ドイツ人のクラウス・マルテンスがスキーをやっているときに足を傷めます。足を守るのに適したブーツはないのか。自身の経験を生かしドクターマーチンが誕生。ドクターマーチンと言えばエアクッションソール。初めはドイツ空軍の飛行場から廃棄されるゴムタイヤを使用して作成しました。当初はドイツ国内での販売でしたが拠点をイギリスに移したのをきっかけに世界中に広まっていきます。

1960年に誕生したのがドクターマーチンのファーストモデル「1460」。イギリスに渡った当初は警察官、郵便配達員、救急隊員、工場労働者などの間で支持を集めていたドクターマーチンがその後イギリスのサブカルチャー集団“スキンヘッズ”や“モッズ”などに履かれるようになり、サブカルチャーの必須アイテムとして定着することとなります。バンドマンが履いているイメージが強いのですがこういうところからきております。

イギリスの人気バンドのザ・フーやオアシスもステージで履くこともありミュージックシーンをより熱くするアイテムと変貌を遂げていきます。

ドクターマーチンは修理できるのか?

さてここからがワタクシの仕事となるわけですが冒頭申し上げました通りドクターマーチンを修理する方って少ないと思っております。そもそもできるのか?勿論できます。実はドクターマーチンもウエルテッドシューズ。グッドイヤー製法とは呼べないかもしれませんが製法と使用する接着剤などをよく理解すれば修理できます。

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今回使用したのはヴィブラム社製のソールS1244(007AG)。別名ARCTIC GRIP(アークティックグリップ)と呼ばれる雪用のソール。積雪地域や凍結した路面でヴィブラム社が試験済み。とてつもないグリップ力を発揮してくれる今までになかったソールです。勿論雪道以外でも歩けます。

そしてサイドはナイツブリッジ自慢のドイツ製マシーンのパーツでギザギザを再現。かなりかっこいい仕上がりになります。日本中のドクターマーチンユーザーにご利用いただければ幸いです。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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