比較的年齢層高めのお客様が所有されているような印象を受けます。昔から革靴好きの足元の味方となってくれているバリーの靴。本日は靴の特徴と修理についてご説明いたします。

バリーとは

1851年にシューメーカーとしてスイスで創業されました。シューメーカーとして創業されてはいるものの、バッグ、財布やベルトなどの革製品はじめ、テキスタイルに幅を広げるなど世界的なラグジュアリーブランドです。

バリーのソールやヒールが取れてしまった場合

バリーの靴の多くは接着剤だけでパーツを止められており余計なものを出来る限り排除した製法が特徴。そのためとりわけ古い靴になると接着剤の劣化に伴いパーツが取れてしまう場合があります。

パーツが残っている場合再利用することもできますが、修理後に再発は避けたい。本来釘で固定したいところではあるがここで一つ問題が。「ヒールがウレタン素材で作られている」ため釘が効かないのです。コスト重視のお客様には再発の可能性があることをご了承の上作業することは出来ますが、ベストは土台ごと革で作り直す。革で作り直せば靴の内側の中敷きを一度剥がして、釘で固定することが出来ます。

片足はついているように見えますが、殆どの場合手で軽く引っ張るだけでも簡単に取れてしまうのと、革で土台を作成する場合少しだけ履き心地も変わるので両足での修理をオススメしております。

バリー BALLY 靴修理 ソール剥がれ ヒール剥がれ カカト

今回お持ち込み頂いたのは一番上のゴムも減っていたので一緒に交換させていただきました。バリーの靴の修理でお困りのお客様は是非一度ご相談くださいませ。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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