当ブログで何度もご紹介しているソールにウレタン素材を使用していてボロボロに崩れ落ちる現象「加水分解」。有名どころでいくとレッドウイング、ブランドストーン、スニーカーであればエアジョーダンの古いモデルなど。今回ご紹介するアントニオルフォもその一つで加水分解を起こしてしまっている靴を頻繁に見かけます。
AntonioRufo(アントニオルフォ)の加水分解 ソールをすべて交換してみた
さて今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。



AntonioRufo(アントニオルフォ)の特徴でもあるソールの真ん中だけにウレタン素材が埋め込まれておりこの部分が加水分解を起こします。症状としてはベタベタになって石ころも挟まる。お店やオフィスなどを歩くと床を汚してしまう。歩行にダイレクトに影響が出てしまいます。
折角買った靴、捨てるのは惜しい。そんなあなたへご安心ください。ソールをすべて交換することが可能です。




ヴィブラムソールの2055という品番のものでソール交換しております。ヴィブラムソールですと加硫ゴムという素材を使用しているので今後ベタベタになったりと「加水分解」を起こすことはありません。
※保管環境によってはソールが硬化してしまいひび割れることはごくまれに起こります
おまけにこのソール、耐久性にかなりたけておりそう簡単には減りませんのでご安心ください。オールソール(靴底全体の張替え)は3週間前後納期を頂戴しております。同じような現象でお困りの方は是非ご相談くださいませ。
今回の仕様 ヴィブラム2055 17,600円、ウエルト交換4,400円 合計22,000円税込
クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
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