タイトルの通りのことをドクターマーチンユーザーの方々が思っていただければ嬉しい。
「そうだ、Dr.Martens(ドクターマーチン)を磨こう」
何年前からでしょう日本では爆発的な人気となり巷では若者たちを中心に多くの方が所有されております。おそらくファッションの一部となっているからだと思います。確かに他のシューメーカーとは違いその世界観を出すのは上手い。自身が特に衝撃を受けたのはやっぱり英国は靴の聖地ノーザンプトン郊外にあるドクターマーチンの工場。
工場で働くスタッフは皆一様にファッショナブル。髪は明るく染め腕にはタトゥーをした職人が多く働いておりファクトリーツアーで訪れたカスタマーの目を奪う。
英国の靴工場は沢山行ったつもりであるがドクターマーチンのような職人が働いているところはまー無い。
それくらいなんというか、靴そのものではなくファッションの一部として提案をしている為だろう、若者から多くの支持を集めている。
ただこれだけ多くの若者が履いているにも関わらずドクターマーチンの靴をメンテナンスしたことのあるまた、メンテナンスしようと思っている方は全体のどれくらいの割合がいるのだろうか。
例えばドクターマーチンではなく革靴を履く方は割と磨いたり修理したりとメンテナンスをしながら綺麗に履いている方が多く感じる。所有されている方の割合で行くとかなり多いのではないでしょうか。
勿論まだ若いからという理由で靴自体を磨くという概念がないのかもしれません。それは年を重ねるごとに解ってくるところなのでしょう。
でも折角ならばドクターマーチンの靴を磨いて履いた方が気持ちが良い。このブログを見ている若いドクターマーチンユーザーの心に響けば我々靴修理人冥利に尽きる。
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Dr.Martens(ドクターマーチン)靴磨き
例えばこんな使用感のあるドクターマーチン
このくたびれた感も嫌いではないが
乾燥してしまった革に対しもう一度油分を与えることでこんなに綺麗になります。色ぬけしている部分にはしっかりと補色してあげることによりなんとなく靴も嬉しそうではありませんか。
上記のような使用感ではありませんがそこそこ履きこんだドクターマーチン
見慣れるとこれが当たり前に感じますが実は違うんです。
このように艶が出るだけでも気持ちよく履けそうな気がしませんか?
うーんではナイツブリッジに磨きに出してみるか、と思っていただけた方がいれば嬉しい。じゃどれくらいの頻度で磨けばいいのか?
通常革靴だと使用頻度によるが1か月に1回位はしっかりと磨いておきたい。普段ご自宅でのお手入れはブラッシング程度で十分。
ドクターマーチンユーザーの方にも同じことを言いたいところですが、ただこれまで靴を磨くというのが浸透していないことを考えると、気になったときに磨きに持ってきてください!これで正直十分です。
街中に僕、私と同じドクターマーチン履いている人います。ちょっとだけ注目してみてください。自身の靴がしっかりとメンテナンスされていれば結構気になってきます。気になったらお友達にも教えてあげよう。そしてそのお友達がまたお友達にも教えてあげよう。こうやって靴を綺麗に履く人が増えていくんです。
靴磨き1,650円税込納期最短当日のお渡し可能
お店までの行き方は↓