革靴の価格が尋常ではないほど高騰している中、今回ご紹介するRAYMAR(レイマー)は低価格帯のため所有されている方も多いのではないでしょうか。当店にもよく修理のご依頼を受けます。

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RAYMAR(レイマー)ヴィブラム#2055でオールソール

今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。

豪快に穴が開いておりますので今回のケースに関しては靴底をすべて張り替えるオールソールがおすすめ。1点RAYMAR(レイマー)の修理の際に注意が必要なのですがハンドソーンウェルテッド製法でスクイ縫いの間隔が広くなおかつチャン(蝋)の引きもちょっと弱いため、ソールは勿論ウエルトとアッパーを縫い留めている糸が切れたりゆるんだりするケースが散見されるためオールソール時にはスクイの縫い直し、重症の場合はリウェルトが発生する場合もあります。

コストを抑え量産されているのである程度はしょうがない部分かもしれません。修理自体は問題なく対応できますのでご安心ください。

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使用したのはヴィブラム#2055ソール。すっきりとした見た目なのでビジネスシューズのラバーオールソールの定番です。かなり耐久性も良いため長持ちします。

これでまた暫くは安心して履けそうですね。

ヴィブラム#2055オールソール17,600円税込 スクイ縫い直しオプション3,850円税込 納期3週間前後

クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き11,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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