いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!最近レザースニーカーの修理ブログをご紹介することが多いのですが本日も。プラダのレザースニーカーです。プラダに限らずですがスニーカーはウレタン素材を使用しているブランドも多いため劣化による加水分解は避けては通れないのです。

高かったのにどうして~と思われる方もいらっしゃいますがこればかりは仕方がないところでもあります。ただ一つ、加水分解を起こさないようにする方法もあるわけでして、ズバリ良く履いてあげることです。すごーく簡単に言うと加水分解とはウレタンと空気中の水素が化学反応を起こしてしまいソールが崩れ落ちてしまうことなんですが、良く履いてあげることでソールの内部にたまりかけていた水素(文字通り水の素)を押し出して上げれるんですね。それによって加水分解を起こさない環境を作ってくれるんです。とはいっても同じ靴を年中ずーと履くわけでもないですし、特に高級レザースニーカーを所有されている方は他にも沢山靴は持っているわけで(一概には言えませんが)いろんな靴を履きまわしますよね。なので場合によっては半年一年、いやそれ以上でしょうか、履く機会を逃した靴たちが出てくることも。

加水分解を起こした場合多くの方々は捨てるという選択を取られると思います。いやいやでも今の時代簡単に捨ててしまうってのもちょっとなーと思われる方は是非一度当店はじめ靴修理店にご相談いただければと思います。きっとまた履ける状態になるはず。

正直直し方も色々とあるのですが今回はスニーカーでよく使用する一体型の「カップソール」ではなく底面は何層かに分けて積上げ、サイドには一周ぐるりゴム製のサイドテープを張り付け縫い合わせてみました。

なかなかいい感じにまとまってくれたと思います(^^)/これでまた長く履けそうですね。

ご自宅にあるその靴、捨てる前に是非一度ご相談ください。何とか復活させてまた履いてあげましょう!

今回の費用両足18,700円税込み納期3週間前後

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き25,300円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りは(お問合せから)お気軽に。

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