こちらのタビシューズ以上にマルジェラの世界観の出ているモデルは無いんじゃないかと個人的に感じております。
スムースレザーの上から塗料でクラック加工されており履けば履くほどひび割れてくるという靴。
履けば履くほどひび割れてくる？他のブランドの靴ではちょっと考えられないのですがMaison Margiela のブランドコンセプトなら理解出来ます。
マルジェラタビシューズの裏張りのタイミング
よくある質問で新品時に張ったほうが良いか？何回か履いてからのほうが良いか？
マルジェラタビに関しては新品時、またはできる限り早い段階で裏張りするのがおすすめです。
理由
マルジェラタビシューズはソールが薄くつま先がタビの形に加工されているので他の靴よりもつま先が削れやすい。
そしてアッパーに使用されている革が非常に柔らかく馴染みやすい（伸びやすい）為履きこむとソールよりもアッパーが出っ張る場合があります。
もし裏張りを張らずにつま先がどんどん削れると。。。だんだん予想はつきますよね？
そうです！アッパーが削れてしまいます。稀に穴が開いてしまっているタビシューズも。。とても高価なものなので出来るだけ綺麗に長く履きたいですよね。
マルジェラタビ 裏張り時の注意点
今回お持ち込みいただいたアッパーがクラック加工されているタビシューズに関しては、かなり慎重に行っても工程上クラック加工部分が少し剥離してしまうことがございます。
剥離すると言っても上のアッパー部分では無くコバの部分です(稀にアッパーも剥離しますが)。
こちらをご理解いただいた上ご依頼いただければ幸いです。
マルジェラタビのソールはツルツル
見てお分かりのように革底には凹凸がないため最初ツルツルです。滑り止めの役割を含めて裏張りは必須です。
マルジェラタビ 裏張り 靴修理
今回お張りしたゴムはヴィブラムの1・8ミリ。ロゴが入ってないものや1ミリの薄いタイプもご用意がございますのでお好みのモノをお選びください。
吉祥寺駅徒歩7分 靴と鞄修理専門店 ナイツブリッジ
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