いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!女性の靴でのロングセラーといえばフェラガモのパンプス。特にヴァラともなると時代によりヒールの形状は少々モデルチェンジしているとはいえ定番の靴であり親子で受け継いだりもっと言えばおばあさんから孫へというパターンもある。それくらい流行り廃りがないというわけです。

さてそんなフェラガモですが履きこむと当然消耗してきます。今回ご紹介するのはアッパーの色が抜けてしまいソールも穴が開き、これは果たして復活すのか。。といったもの。

Ferragamo(フェラガモ)染め直しとソールの交換

今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。

ヌバック素材のアッパー。色が抜けており元は黒のはずがグレーというか白っぽくなっております。中敷きもくたびれた様子です。

革底の宿命ともいえるのがソールの摩耗。ハーフソールを張られていないので履きこむとどうしてもこうなります。

まずはアッパーの色抜けから何とかしていきます。まず行うのはクリーニング作業。アッパーの汚れをできるだけ落とし綺麗にしていきます。1日靴を履いていると足ってかなりの汗をかくことになります。その汗を吸ってしまっているので革は硬化してしまい状態が悪くなります。

次はいざ染めていく作業。染料を使用して染めていきます。

ヌバック素材のため残念ながら傷を補修することはできませんが黒さが戻り中敷きを好感してあげれば上からの見た目は綺麗になりました。

ソールも革底で交換です。

穴が開いていたソールをすべて取り除き新しく付け替えております。最初の状態から比べるとアッパー含め綺麗になったと思います。

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