いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!ソールをすべて交換して真っ新な状態となるオールソール。修理代金もつま先やカカト修理の時と比べると高額となるうえ当店では3週間のお預かりとなるのでドキドキ、そしてちょっと不安に思ったり、早く履きたかったりといろんな感情が生まれてくるものです。ソールの種類も豊富にそろえておりますのでお客様のご希望に沿って行うことができます。

とりわけ、ご自身にとって良い靴(決して高いというわけではなく)は特別な思い入れもありどうせならしっかりと修理したい!と思われる方がほとんどですよね。今回ご紹介するのはエドワードグリーン。ちょっと贅沢にスペシャルな素材でオールソールします。

EDWARD GREEN(エドワードグリーン)オールソール

さて今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。

何度かオールソール、つま先やカカトの修理を行われた形跡があります。お客様曰く本国でメーカー修理に出されたということで確かに中敷きが旧エドワードグリーンのものから新しいものに変わっておりました。ソール周りの仕様まで変わっているのが少々気になりましたが。。。

今回使用するのがソールが英国製オークバークベイカー、ヒールベースとラスタヒールがドイツのレンデンバッハ、そしてウエルトも再利用が難しかったのでリウェルトの修理でウエルトも贅沢にドイツレンデンバッハを。

まさにエドワードグリーンセットでしょう!はっきり言ってこれ以上の組み合わせはないです(エドワードグリーンに関しては)。材料代も通常のものと比べると2~3倍はします。

リウェルトを行いました。写真で雰囲気をお伝え出来ないのが大変残念ですが流石はレンデンバッハ製のウエルト。目が詰まっておりびしっと真っすぐに付いてくれます。

ベイカーのソールを張り「ヒドゥンチャネル」というステッチを隠す仕様にしております。ベイカーは樫(オーク)の樹皮を使用し1年以上の期間をかけて鞣されます。天然成分中心のため稀にムラ感が出たりしますが品質には問題はないのでご安心ください。

勿論言うまでもなく本家には敵いませんが良い材料を使用することにより純正っぽく仕上がったと思います。気になる修理代は、、、

ベイカーオークバーク29,700円、リウェルト13,200円、ヒールベース、ラスターヒールレンデンバッハ製9,900円

ヒールベースとラスターヒールをレンデンバッハ製でお選びいただいたお客様にはアップチャージなしで自動的にヒドゥンチャネルに、もしリウェルトが必要な場合もこちらもアップチャージなしでレンデンバッハ製のウエルトを使用します。

少々値が張りますがお客様のスペシャルな1足であればお選びいただいても損はないと思います!もちろん一番ベーシックなレザーソールを使用して19,800円税込のみでオールソールすることも可能ですので是非ご相談だけでもいらしてください。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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