「高級靴」の代表格としてこのシューメーカーを挙げる人も多いでしょう。正直「高い靴」は現在沢山あります。しかしその価格に見合ったクオリティを出しているシューメーカーはいくつあるのだろうか。それはアッパーの革の質やデザイン、底付けやソール内部に使用されている細かいパーツなど総合的に見て。
この問いをすべてクリアしてくれそうなのが今回ご紹介するエドワードグリーン。間違いなくトップ3に君臨する。
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EDWARD GREEN(エドワードグリーン)ダイナイトソール オールソール
さて今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。
旧エドワードグリーンですね。何度も修理されている形跡もありお客様が大切に履かれていたことが伺える。修理慣れされている方はご存じかと思いますがオールソール時にオプションとして付随する「リウェルト」という作業。このリウェルトに関しては冒頭に述べた「高い靴」でも発生することもあり特に多発するシューメーカーもある。ウエルトの付き方こそその靴1足見たときに良い靴かどうかを左右する大きな要因となるのですがとりわけエドワードグリーンがリウェルトになることは極めて少ない。しかし写真のようにハーフソール、つま先ラバー(もしかしたら新品時にはスチールも)と何度も修理しているとオールソール時にウエルトとソールを縫い留めるためのアウトステッチの縫い代がなくなっていることもある。もちろん修理屋さんの腕次第でコバをできるだけ消耗させずに修理することもできるが、修理屋さんを擁護するわけではないがこの辺はちょっとしょうがないところでしょうか。
ウエルトの交換といえば一般的にはぐるっと一周となりますが特に他が傷んでいなければ部分的に交換することも可能。今回はそのやり方を採用します。
この写真がつま先だけリウェルトした画像。特に違和感ない見た目となっています。この方が圧倒的に修理費用も抑えることが出来ますのでお財布にも優しい。
ここからは個人的趣味が入り恐縮ですが英国靴のラバーオールソールの場合やっぱり英国製のダイナイトソールを使用させていただければ大変気持ちよく仕上がる。理由はオリジナルで採用されているから。ただそれだけです。
※ヴィブラムも勿論歓迎します!
ラバーソールの良さはやっぱり雨の日にも活躍するところです。雨の日は履かないと決めていても突然の雨もありますよね。エドワードグリーンの修理は吉祥寺の靴修理店ナイツブリッジにご相談ください。レザーソールやカカトも純正ソールをご用意しております。
ダイナイトオールソール16,500円税込納期3週間前後
クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き11,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
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