※2025年12月情報更新

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!さて今年もブランドストーンの本格シーズンが到来しました。早速当店にも多くのブランドストーンがやってきております。

ブーツって通常寒い時期に履くものかと思いますが以外にも年中履いている方もいる。今回ご紹介するブランドストーンもその一つ。軽くて履きやすくなおかつ防水性も高いので出番も多くなります。

しかし!当ブログでもたびたびご紹介しておりますがブランドストーンユーザーにとって避けては通れない「加水分解」というソールがボロボロと崩れ落ちる現象。愛着があって捨てるのも惜しい、でもソールボロボロだし履けなーい!って方へ有益な情報になれば幸いです。

加水分解とは

ちょっとおさらいしてみましょう。このブログにたどり着いた方は恐らくブランドストーンのソールがボロボロになった方がほとんどかと思いますので手っ取り早く修理について語ってや!と思われるかもしれませんがまずは加水分解という症状とそれを防ぐ為の方法をお伝えします。

まず「加水分解」ってよく古いスニーカーとかに起こる現象でソールの素材に「ポリウレタン素材」を使用していて空気中の水分に反応して起こる化学反応。とにかくポリウレタンがネックになってきます。ポリウレタンは軽くて丈夫なため靴のソールに採用しているブランドも多いのですが軽くて丈夫な素材なんてまだまだたくさんあるわけで。ではなぜポリウレタンを採用しているかって?ズバリ、安価であり靴の形状に合わせて形成しやすいためです。

加水分解を防ぐ方法

修理屋としての発言としてはちょっとアレかもしれませんが、どうせなら加水分解を起こさずにソール交換も必要なく履き続けたいですよね。ポリウレタン素材だからって100%加水分解を起こすとは限りません。その解決策は「とにかくよく履くこと」です。よくあるご意見で「全然履いてないのにソールがこんななっちゃって~」と言われる方も多いのですが「全然履いてない」のが最大の理由となります。

よく履くことによりソールにたまりかけた水分を外に押し出し化学反応を起こさないってわけ。なので長年使用しても加水分解を起こさないブランドストーンもあれば1年足らずで加水分解を起こすブランドストーンもあったり、加水分解の仕方も状況によりけりでべたついたり砂状に崩れ落ちたりと。多分ですが購入される際に販売員さんは必ずこのあたりのリスク説明はされると思うので忘れずに何かに書くとかしたほうがいいかもしれませんね。

加水分解を起こしたブランドストーンの修理

さてお待たせしました。ちょっと前置きが長くなりましたがここからが修理。修理自体は可能なのでご安心ください。オリジナルと違い3層に分けてソールを作り上げていくので一番下の層はお好みのものをチョイスできます。

①ヴィブラム#9108

ヴィブラムといってもいろんな素材があり9108はVI-LITEという素材を使用しております。特徴はとにかく軽い。そして柔軟性、屈曲性に優れておりブランドストーンの履き心地を極力損なわないソールとなります。

②ヴィブラム#2668

GUMLITE(ガムライト)という素材を使用しているゴム入りEVA。ゴムとスポンジの間くらいのソールです。先ほどのVI-LITEに比べると少々しっかりとした印象ですが純粋なラバーソールに比べると40%も軽いので耐久性を求めつつも軽さもって方には良いかもしれません。

③ヴィブラム#1136

ワタクシの中では元祖ヴィブラムソールなイメージ。ほんと昔っからあります。元々はヴィブラム社が登山靴用に開発したソールなので耐久性とグリップ力に優れております。製品でも採用しているブランドもたくさんあるのでそれだけ支持されている証拠ですね。ブランドストーンにはというと少々重くなりますがメリットを考えたときに選ばれる方も多い。

④ヴィブラム#2070

ボリュームのあるラバーソール。比較的最近のトレンドかなと思います。ブランドストーンのオリジナルのパターンにも似ているところもあるので見た目と耐久性重視であればおすすめ。ただデメリットを言うと少々重くなるとサイズによってはパターンの問題上つけれないものもございます。

⑤ヴィブラム#528k

New flex(ニューフレックス)という素材でラバーソールの50%も軽量。滑りにくく耐久性に優れております。サイズ展開も多く、レディースサイズのブランドストーンにも難なく装着可能です。

⑥ヴィブラム#S1244

Ice Trek+Arctic Grip(アイストレック+アークティックグリップ)という素材を搭載。文字通りとんでもないグリップを発揮してくれます。「濡れた氷の上」でも滑らないので雪用にカスタマイズもよし、勿論普段使いのタウンユース用にも履けるので重宝すること間違いなし。

⑦ヴィブラム#4014

ゴム入りEVAの素材。よくレッドウィングのソール交換時に使用しますがブランドストーンにもつけられます。よりカジュアルに履きたい方にはおススメ。

⑧ヴィブラム#132

ヴィブラム#1136によく似たパターンですがよりソールにゴツさを持たせたものでヒールの高さは27ミリと高め。よりワーク感を出したい方にはこちらもおすすめです。

⑨ヴィブラム#2055

主にビジネスシューズに採用するソールとなりソールとカカトがセパレートタイプとなっております。カカトにも革の層が入り後々カカトが減った場合一番上の層だけ取り外して修理が可能です。

⑩SVIG社BLUNDY(ブランディ)

なかなかバッチリ収まり、よさそうですね!こちらのソールはオリジナルと違いウレタン素材ではないので加水分解は起こしません。しかもそこまで重さも感じられず屈曲も比較的良い。一番上の部分は剥がれ防止のために縫い止めれば安心感もマシマシです。

当店で実績のあるソールをズラッとご紹介してみました。所有されているブランドストーンに合いそうなソールはございましたでしょうか??

ブランドストーンのソール交換のご依頼のお客様全員に靴磨き(1,650円)を無料にて行い、お手元にお返し致します!

ブランドストーンソール交換18,700円~ 選ぶソールにより異なります。ご興味のある仕様がございましたら費用をお伝えいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

納期3週間前後

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