靴の修理と言えばソールやアッパーが一般的、というか特に目に付くところが最初に気になっていく部分。今回ご紹介するのはライニングの修理。

靴の中を覗き込むのは日常生活ではほとんどないと思います。気が付いた時にはなんか足あたりが変、といったご経験はないでしょうか?

カカトの内側の革破れ カウンターライニングの修理

先ずはアンライニングと言ってライニングがなくカカトの芯(月型芯)がむき出しになっている靴。例えばドクターマーチンやレッドウイング。この場合ライニングの革が傷むというかいきなり芯がだめになりやがて崩壊することも。

ブーツタイプだとちょっと写真がわかりにくいかもしれませんがこのような症状になるとカカト周りの革を支えているものがなくなり靴の型崩れや靴ずれを起こすことがあります。

次はスニーカータイプ。わかりやすいのはニューバランス。スニーカーなので革ではありませんがやっぱり摩耗する所ではあるので同じように破れます。

ニューバランスのようなスニーカーの場合布地で修理するのですがこれがまた難しい。。

最後は一番スタンダードなビジネスシューズタイプ。

写真のようにオリジナルのライニングの革の色味に合わせて革を選ぶのですがこれがまたなかなか難しい。ばっちり同じ色味にならないというか、履きこんでエイジングされた革に対して新しい革を張るのでどうしても質感は変わるので予めご了承くださいませ。

いかがでしょうか?所有されている靴の中を覗き込んでみてください。同じような症状が出ている場合には是非一度お直しをしましょう。履き心地がかなり改善されるはず。

カウンターライニングの修理片足2,420円税込み お店にある革のストックで行う場合最短数日。色味の合う革を探すところからの修理だと3週間前後。

クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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