長年履かずに下駄箱に放置していた靴、古着屋さんで買った靴、久しぶりに履こうとしたら靴底が豪快に剥がれたご経験無いでしょうか?
意外と多い修理のご依頼が「ソールの接着」。
靴修理 スニーカー アディダス ソールが剥がれた!
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通気性が悪い所での保管はNG
通気性の悪いところで保管する事で、ボンドが硬化してしまい履いた瞬間にそのボンドがパリッと割れてしまう事から剥がれが生じます。
「全然履いてないんだけど。。」と言われる方もいらっしゃいますがその「履いてない」のが一つの理由。
靴修理 スニーカー ソールは剥がれは夏に多い
それと最近のこの暑さ。アスファルトの熱で靴が熱せられ接着が緩くなり剥がれを起こします。
と言った感じに理由は様々ですが剥がれたら張り直せば良いだけの話し。
しかし!
修理屋さんにとっては接着の修理は案外難しいもの。ボンドをはみ出さないように、、より強度が出るように、、簡単そうに見えますが難しい修理。修理屋さんの腕の見せ所です。
靴修理 スニーカー アディダス 靴底とアッパー
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靴修理 スニーカー ソール接着前に古いボンドを取る
先ずは古いボンドを取る作業。これが大変なのです。グラインダーでは細かい所まで入らず、入ったと思ったらペーパーがドロドロに。とはいえ手作業だとかなり大変。。
ただこの「ボンド取る作業」と第二段階の下処理剤が接着を綺麗に強力に出来るかどうかを左右する最大のポイント。
古いボンドを取ったらゴムのソール側に、シンナーの一種でもある液体でさっと一周拭き取ります。これによりボンドの吸い付きを良くします。その後に専用のプライマーを。それを乾かし(完全に乾燥する一歩手前)、初めてボンドを塗布していきます。
そして靴側。靴側には革が使われているので革専用のプライマーを。そして乾ききる一歩手前でボンドを。
その後ソール側と靴側をよく乾燥させてから初めて接着。意外と長旅だとは思いませんか?
靴修理 スニーカー ソールをしっかりと接着
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スニーカーはダントツに多い印象ですが
靴修理 革靴 ソール剥がれ
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革靴は剥がれないように元々縫い付けられている靴もありますが、接着のみで作られている革靴もたくさんあります。
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靴底がいきなり剥がれた!
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