「一澤帆布製」と書かれたかばんを見たことがある方は多いと思います。帆布と呼ばれる面と麻製の厚布で作られております。漢字のタグが付いているので素材感は勿論ですがこれぞ日本のかばんというイメージが強い。公式HPには「時代に遅れ続ける1905年からものづくり」とも記されておりその製品からは一澤信三郎帆布の信念が伝わってきます。
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さて今回お持ち込みいただいたかばんはDカンと呼ばれているストラップを連結させるための金具、文字通りDの形をしているパーツが壊れたとのご依頼。
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この通りポキッと折れてしまっております。ショルダーバッグの作りで一番負荷のかかる場所なので消耗してもしょうがないというところです。ここで処分してしまわずに直して使いましょう。
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かばんのパーツ修理の場合オリジナル同様の形を手配するのがなかなか難しい作業。パーツ屋さんに行っても特殊な形であればないものです。出来る限り近いものを付けます。
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先ずはステッチをほどきカシメと呼ばれているシルバーの丸いパーツを外します。カシメも取ると再利用できなくなるので新しいものに交換します。
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Dカンをセットし縫い付けます。
![一澤帆布製 かばん 鞄 バッグ 修理 金具交換](https://knightsbridge.shop/wp/wp-content/uploads/2022/10/DSC00338-1024x683.jpg)
最後にカシメを打ち付けたら完成となります。これでまたしばらくは活躍してくれることでしょう。
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