靴好きの間ではもはや説明不要となっているのではないでしょうか。「チャールズパッチ」。アッパーが切れたりひび割れを起こしたりする際に大胆に革を当てる修理です。本日はチャールズパッチのご紹介。
チャールズパッチとは
現在英国国王となったチャールズ国王からその名は来ております。当時皇太子時代に愛用していた30年物のジョンロブ。屈曲部のひび割れを直すため革を当てて縫い止めつぎはぎになるシューズの写真が撮られたことをきっかけにその名が付きました。因みにスーツやジャケットも当て布だらけとか。権威ある方がモノを大切にご愛用されているのは我々修理屋にとっても励みとなります。
アレンエドモンズ チャールズパッチとライニング修理
さて今回お持ち込み頂いたのはアレンエドモンズ。同じく長年ご愛用されているらしくアッパーの屈曲部はひび割れを起こしております。
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![アレンエドモンズ チャールズパッチ 靴修理 吉祥寺](https://knightsbridge.shop/wp/wp-content/uploads/2022/12/DSC01825-1-683x1024.jpg)
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写真の通りチャールズパッチは元のデザインからは変わってしまいます。これについては賛否わかれるところでお好みでない方も大勢いらっしゃるのも事実。しかし他に直す方法はありません。そして何よりチャールズ国王が同様の方法で直し長年お履きになられていることを考えるとアリな修理ともとらえることが出来るでしょう。
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
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