当ブログでも既にご紹介済みのヴィヴィアンウエストウッド。ヴィヴィアンの歴史をちょっとだけ記した記事があるのでご興味のある方は過去ブログをご確認ください↓

ヴィヴィアンウエストウッドロッキンホースとは

ヴィヴィアンウエストウッドの靴の代名詞ともなっているデザイン「ロッキンホース」。1985年「ミニ・クリニ」というコレクションで発表されているわけですがRockingHorseBallerina(ロッキンホースバレリーナ)を見てもわかるように躍動感の中に摩訶不思議なソールの高さを用いその独創性を表現しております。今回お持ち込み頂いたのはロッキンホースのGolf(ゴルフ)。甲部分にフランジが付いているモデルですね。

最大の特徴は木で作られた厚底ソールでしょう。先日ご紹介したバックルだらけの靴と言い他には中々見れないフォルムとなっております。

ViviennneWestwoodRockingHoeseGolf(ヴィヴィアンウエストウッドロッキンホースゴルフ)を修理してみた

見出しが少々長くなってしまって恐縮ですが、表題の通り修理してみた。先ずは状態を見てみましょう。

viviennewestwood ヴィヴィアンウエストウッド ロッキンホース バレリーナ ゴルフ 吉祥寺 靴修理 つま先剥がれ カカト削れ

木の厚底の下についているゴムがつま先部分から剥がれてしまっております。

剥がれる原因としては

  • 接着剤だけで止められている製法
  • つま先が反りあがっているのでゴムがもとに戻ろうとする力が働いている
  • 接着不良
  • 経年劣化

などが考えられますが当然デザイン性を最優先されたアバンギャルドな靴なので致し方ない部分でもある。これは是非修理屋さんに持っていきましょう。

つま先剥がれはばっちり付けることが出来ます。上記理由の通り再発の可能性はゼロではありませんが最近の接着剤は非常に優秀なのでそう簡単には剥がれません。

ロッキンホースの修理のポイントですがやはりかかと部分が減る。オリジナルでついているラバーも薄くそこまでの耐久性はない。ただ厚底だとその分ソールへの負担も考えられるのでヴィブラムのラバーを張るのがオススメ。これをやっておかないとオリジナルのラバーが全て削れてしまった場合上の木の部分までどんどん削れてしまうことに。ちょっともったいないですよね。

それとアッパーと呼ばれる靴を上から見たときに真っ先に見えてくる革の部分。特につま先に関しては知らないうちにぶつけたりすることも。そうすると傷が付いたり汚れたりと。これもまあしょうがない所ではありますので落ち込まずに是非ご相談を。

といった感じで綺麗にすることが出来ます。

今回の費用 ソール接着両足全面3,960円 カカト修理2,750円 全体の磨き1,650円

Total8,360円税込 納期1週間前後

ヴィヴィアンウエストウッドのロッキンホースの修理は是非吉祥寺の靴修理店ナイツブリッジにご相談くださいませ。

クリーニング4,950円税込や靴磨き1,650円もおこなっておりますので修理とご一緒にいかがでしょうか。足元が綺麗だと非常に気持ちが良いものです。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

お店までの行き方は↓