いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!最近東京では秋の気配を感じられるようになりました。朝晩はひんやり過ごしやすいですね。ここからが革靴のシーズン到来となります。とりわけおしゃれ女子の皆様はブーツ!履きたいですよね。本日はそんなブーツでもマルジェラのタビブーツのご紹介です。

MaisonMargiela tabi(メゾンマルジェラ足袋ブーツ)ハーフソールの必要性を解説

さて当ブログをご覧いただいている方にとってはちょっと耳にタコかもしれませんがマルジェラ足袋ブーツには必ずハーフソール(裏張り)をやりましょう。理由を解説していきます。

・理由その1 革底なので滑りやすい

革底は製造時にとっても綺麗なフォルムで仕上げられるため好まれるメーカーもありますが滑りやすいというデメリットもあります。紳士靴で革底の場合履きなれている方も多く革底ならではの良さも当然あるのであえて何も張らずに履く方も多いのですが婦人靴の場合は革底に拘って履かれている方は少ない気がします。そのため革底に慣れていないケースもありより滑りやすさを感じてしまいます。

・理由その2 とっても高い

マルジェラ足袋ブーツの場合とっても高価なもので価格はオフィシャルサイトで17万程度。傷んだから履き捨てるか、といった気持ちに慣れない。もっとも現在世の中は持続可能な世の中の実現(SDGS)に向けて不要なゴミを減らすところに重きを置いているので捨てるという選択肢はちょっと今の考え方から脱線してしまいます。今年の夏暑かったですよね。これ以上温暖化が進んでしまうと将来的に夏は外出できなくなり畜産物、水産物の生産数も減少しさんま1匹5,000円なんて日も来るかもしれません。スケールの大きな話しとなりますが、その為には一人一人の努力次第!皆で不用品を減らしていきましょう!

・理由その3 マルジェラ足袋ブーツはアッパーの革が柔らかくソールが減るとアッパーのつま先まで削れてしまう

初めてマルジェラ足袋ブーツを購入された方はピンとこないかもしれませんが、既に所有されている方で裏張りをされていない方であればピーン!とくると思います。アッパーの革がもともと柔らかく新品時からそこまでストレスを感じることなく履けるのが足袋なのですがそれ故履きこむとつま先の革が伸びてきてソールよりも大きく出っ張ることがあります。個体差がありますが新品時からつま先の革が出っ張っているものもありますのでより一層注意が必要となります。靴によってはエイジング(経年変化)を楽しめるものもあります。これはあくまでも一個人の意見ですがマルジェラ足袋ブーツに関してはエイジングを楽しむというよりかはより綺麗な状態でどれだけ長持ちさせるかというところかなと思っております。

・理由その4 そもそもつま先が削れやすい

革底はゴム底と比べて摩耗に弱く削れやすいという特性があります。ただしどんな靴でもそうかと言われるとそうでもなくものによってはそこまで削れないものもある。では足袋ブーツの場合はどうなのか?足袋ブーツの場合単なる「革底」という理由だけではなくどうやら一番のチャームポイントとなっている足袋の形が大きな理由の一つ。これまで多くの革底の靴、そして足袋を見てきましたが足袋の形をしているが故に衝撃がつま先に集中し削れやすいのです。

上記はワタクシ個人の見解なので、いやいやそうじゃないよ!と思われる方もいらっしゃると思いますのであらかじめご了承ください。もし足袋を購入し裏張りを検討されている方がいらっしゃいましたら一度当店をご利用ください。

今回お張りしたのはヴィブラムソール1.8ミリの厚み。コバがクロの場合ラバーを張ってもそんなに気にならないと思います。グリップ力にも優れており歩行を快適にしてくれること間違いなし。その他にもベージュであったり無地のものもご用意しております。

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履きおろし前の磨き+防水スプレーも行っておりますのでお気軽にお声がけください。

ハーフソール3,960円税込み納期最短当日のお渡し可能

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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