いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!マルジェラの修理ブログに関しては写真を使いまわしているんじゃないかと思われても仕方がないくらい毎度変わり映えのない内容で恐縮でございますがお付き合いくださいませ。

おさらいですがマルジェラ足袋には履きおろし前に裏張りするのが絶対おすすめです。

理由その一

革底のため滑りやすい。そして削れやすい。

製造時にとてもきれいな見た目となるので革底で作られておりますがやっぱり滑ります。男性の靴で革底だと靴自体がそこそこ頑丈にできているのでそこまでの滑りやすさを感じないことがあるのと革底もまま履くことに拘っている方もいるので裏張りは絶対必要ではないのですが女性の靴の場合は考え方がちょっと変わるかなと。それとゴムやウレタン底と比べると革底は削れやすい。じゃ、革底の靴はすべて裏張りすべきかというとそうでもないのですが、これまで履きこまれた多くの足袋を見てきた経験から行くと最大のチャームポイントである足袋の形をしているからこそつま先がとても削れやすいのです。

理由その二

アッパーの革が非常に柔らかく履きこむとつま先が出っ張り傷つける可能性がある。

これに関しては結構個体差がありますが新品時でもつま先がソールより出っ張っている足袋があります。今回お持ち込みのあった足袋は写真の通りソールに対してアッパーの革がほぼフラットですがこれが履きこむと伸びる伸びる。柔らかく履きやすいという最高のメリットはあるものの長くきれいに履くには注意が必要となります。

理由その三

なんせ高い。

マルジェラのオフィシャルサイトではモデルにもよりますが現在足袋ブーツは17万程度。とても履き捨てる気にはなれませんよね。だからといって革の経年変化、いわゆるエイジングを楽しんで履くような靴でもないと思います。いかにきれいな状態を保てるかが足袋を履くうえで重要になってくると個人的には思います。

そんなわけで履きおろし前に裏張りはやっておきましょう。

Maison Margiela(メゾンマルジェラ足袋ブーツ)ハーフソール

今回お張りしたのは1.8ミリのヴィブラムソール。数種類ご用意しておりますがなんだかんだこちらのソールを選ばれる方がほとんどです。

11月に入ってもなんだかとっても暖かいのですがブーツが活躍する寒い時期は必ず来ることでしょう!その前にメンテナンスしておきましょう。

ハーフソール3,960円税込み納期最短当日のお渡し可能

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

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