いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!当店にはいろんな種類の足袋のご依頼があるのですが本日ご紹介するのは白くペイントされているもの。裏張りをやるとどうしても修理した感じが出がちですがそれを自然に行うにはどうやるのか?

Maison Margiela(メゾンマルジェラ)裏張り

では元の状態から見てみましょう。

マルジェラの世界観丸出しのこの1足。前部分は革なので裏張りはマストと言ってもよいでしょう!それではカカトはどうなのかというと一番上にゴムが付いているので減ってきたら交換のできるパーツです。なので必ず張った方が良いというわけではありませんがオリジナルのカカトを残したい、出来る限り綺麗に履きたいというお客様は最初に張った方が無難ではあります。

んで、本題なのですが単に張るだけだとペイントのブーツの世界がちょっぴり変わってしまいます。なので張った後にペイントもやっちゃいます。

因みに裏張りを張る作業の際に元のペイントもぺりぺりと剥がれることが多いです。そちらも予めご了承いただければ幸いです。それも併せて剥がれが部分も自然に塗り直します。

こんな感じに仕上がりました!これで一旦は安心して履けそうですね。今回当店の材料ではお初となるカカトの3ミリラバー。元々7ミリのものを加工して新品のカカトの上に張れるようにしたものとなります。そこまでバランスも変わらず、ただ程よく耐久性もある。中々優秀な材料でございます!

マルジェラ足袋の裏張りをご検討のお客様は是非一度ご相談ください(^^)/

裏張り前部分 ヴィブラム#2340 両足4,510円税込み

カカト部分 3ミリラバー 両足4,400円税込み