いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!2月も後半になりそろそろ暖かくなりそうな気配。こうなってくると皆さま戦わないといけなくなるのが花粉症。まったく花粉症がないって方はほとんどいないと思います。もはや国民病なんて言われてますね~( ゚Д゚)
JOHN LOBB(ジョンロブ)オールソール ドイツオークバークレンデンバッハにて
さて早速ですが今回お持ち込みいただいた靴を見てみましょう。




ジョンロブのチャペル。カカトは一度当店にて修理させていただいた形跡有、そしてソールの真ん中に穴が開いておりオールソールにはバッチリのタイミングですね!ところでジョンロブのプレステージラインの中でも人気のこちらのチャペル。

ジョンロブの公式サイトだと現在の価格はなんと34万!ほんと靴って高くなりましたよねー。いや、でも考え方によってはこれが世界基準なのかもしれません。日本は色々と取り残されている感が否めないので、靴好きの皆様何とかついていきましょう(;^ω^)いやいやでも高い。。。







今回使用したのはドイツ製オークバークのレンデンバッハ。通称JRソール。タンナリー廃業に伴い一時期なくなってしまうのではないかと騒がれておりましたが現在は同じドイツの「キルガー社」というところがレシピを引き継いで生産されております。当時の革と現在の革を耐摩耗テストで実際に測ったわけではないので何とも言えませんが明らかに品質が良くなっていると思います。多分JRソール扱われている修理屋さんがいらっしゃいましたら「うんうん」と首を縦に振ってくれているはず!
カカトは同じくドイツオークバークですが、こちらはマーティン社のもの。ゴム部分もそうですが革も大変耐久性があり交換時期はそこそこ先になる修理屋泣かせの逸品。現行のジョンロブはラスターヒールが付いているので同じくラスターヒールにて。滑り防止のため化粧釘は打っておりません。
ソールのぱっと見の見た目を気にされないのであれば今回のようなステッチが見える仕様(オープントラック)となります。オリジナルは半カラス仕上げと言って前半分がニュートラルカラーですがオープントラックの場合半カラス仕上げにするとちょっと変な感じになってしまうのでブラック一色で仕上げております。よりオリジナルに近づけたいということであればステッチが見えない仕上げ(ヒドゥンチャネル)の半カラス仕上げにすればそれっぽく見えます。
今回かかった費用は両足で25,300円、納期は3週間程度となります。
皆様のご来店心よりお待ちしております!
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
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