私が靴修理業界に入った頃とてつもなくブームだったのか多くのグイディの修理をおこなった記憶があります(前々職場がセレクトショップの修理もやっていたからかもしれませんが。。)。
当時からとても高額だったのですが今は20万越えのモデルも多い。モード系を愛するおしゃれに敏感な方々から支持されています。
そもそもグイディはイタリアのタンナー(革の鞣し工場)なのですが2005年からシューズブランドである「グイディ」をスタート、大量生産ではなく職人が手作業で丁寧に生産しております。確かにソールやコバの仕上げ方などはとても機械では表現することのできないグイディならではのシルエット。
グイディのアッパーに使われる革は数種類あるのですがフルグレインレザー製が一番の高級品。革の中でも銀面がしっかりと付いた部分を使用しているため牛の生存時に付いた表面の傷などもあるのが特徴。グイディだけではなく高級革製品を購入する際に「アレ!傷が付いている、不良品だ!」と思ったらそれは良い革の証拠でもあります(B品の可能性もありますが)のでご安心ください。
さて、グイディの中でも最も人気があるモデルはバックジップブーツタイプですかね。メンズ・レディース共に作られています。グイディに限らずいくら高級品でも壊れない製品はほとんどないと思われます。
グイディのバックジップブーツを同じエクセラで修理する
今回お持ち込み頂いたグイディは写真の通りファスナーが壊れてしまっております。消耗品なのでしょうがないですよね。ただしご安心ください。直してまた履けるようになります。
グイディが純正で採用している「エクセラ」というファスナーで修理が可能です(テープの色は変わる可能性あります)。もしかしたらそこまで拘るところでもないのかもしれませんがやっぱり純正同様タイプで修理できた方がより良いですね。
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
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