1890年創業の英国を代表するシューメーカー。
そのクオリティは右に出る者がいないと言っても過言ではないほど精度が高い。
今となっては20万前後とラグジュアリーブランドの一つですが日本にも多くのファンがいて親しまれております。
勿論デザイン性の高さもそうかもしれませんが、選ばれる最大の理由は「履き心地の良さ」ではないでしょうか。
靴修理 エドワードグリーン オールソール 底付け
エドワードグリーンの場合、練りコルクがビッシリと詰められており履けば履くほどコルクが沈み自身の足の形に。また各パーツは接着剤を極力使わず釘や糸で丁寧に付けられており履いて屈曲する際にテンションを分散してくれるようになっております。
エドワードグリーンに使用されている純正ソール
2000年以上変わらないレシピで、化学化合物は使用せずに長い年月をかけて作られている「J&F.J.ベイカー社」のオークバーク。耐久性が有りながらもしなやかな履き心地で英国でも「超」が付くほどの高級メーカーは採用しております。
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靴修理 エドワードグリーン オールソール 修理前
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先ずはバラしていくのですが、こちらは一度他店でオールソールをされております。残念ながら稀に原型をとどめていないものもありますがこちらは某有名修理店が修理されているので流石の仕上がりです。履き込まれていてもその仕上がりの良さがうかがえます。
靴修理 エドワードグリーン オールソール 解体しコルクを
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コルクを詰め直した状態。隙間なく詰められるように注意。因みに純正はコルクの上に更に革を盛られているのですがすでにソール交換されている場合なくなっていることも。。
そんな時は革を作り直したりコルクの盛り方等で調整し底付けしたときにより立体的に見えるように加工していきます。
靴修理 エドワードグリーン オールソール ソールの取り付け
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「MADE IN ENGLAND」の打刻印がずれないように注意して底付け
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ヒドゥンチャネルと言って縫いのステッチを隠してよりドレッシーに見せる使用に。失敗の無いように丁寧にスライス。
靴修理 エドワードグリーン オールソール ヒールの取り付け
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カカトを積んでオリジナル同様に化粧釘を打っていきます。たまに質問される、あれ?ソールの色はこれ??いえいえ、最後に着色していくのでご安心ください。
靴修理 エドワードグリーン オールソール ソールの装飾
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エドワードグリーンの黒靴の場合は「半カラス仕上げ」といって2トーンになっております。着色したらコテもしっかりと入れていきます。
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靴修理 エドワードグリーン オールソール 化粧釘
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ラスターヒールの化粧釘は勿論3本寄せ打ち。意外とこの化粧釘が純正ぽく見せれるかどうかの分かれ道。かなり細かい話にはなりますがエッジからの距離は11ミリ前後のところを目掛けて打っていきます。
靴修理 エドワードグリーン オールソール コバの形状
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フロント部分は爪を出しカカトは工場生産ぽく少しざらついた感のある仕上げに。修理屋さんによっては綺麗に見せるためにコバをツルツルにするところもあるのですがナイツブリッジではあくまでも純正に従って仕上げます。ただし細かいリクエストにはお応えしますのでお好みを仰っていただければそのようにお仕上げいたします。
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MADE IN ENGLANDの刻印は英国性のソールを使用した場合のみとなります。
オールソールの納期は2〜3週間頂いております。是非一度ご利用くださいませ。
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