いつもいつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!寒くなったこの時期ブーツを履かれる方も多いと思います。とりわけ男性の皆様、そして仕事用に絞るとチャッカブーツの出番となります。各ブランドからチャッカブーツは出されておりそれぞれに特徴があるのですが今回ご紹介するクロケット&ジョーンズは比較的クラシックな形です。

Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)オールソール 革底に穴が開いた場合の修理方法

さて今回お持ち込み頂いたシューズを見てみましょう。

カカトは修理した形跡があり。横から見てわかる通りダブルソールといってウエルト、ミッドソール、アウトソールと3層で厚みがあります。つま先は大きく削れており一番下の層、アウトソールまで達しております。ソールの真ん中には穴が開きここまでくるとやっぱりオールソールがおススメ。もちろん価格重視で行くのであればハーフソールを張るという手もありますがハーフソールの厚みはせいぜい2ミリ程度。アウトソールは通常5ミリ程度あるのでハーフソールだと厚みを戻してあげることはできません。

コルクを入れ替えミッドソールとアウトソールを交換すれば元の厚みに近くなり歩行時に足が地面から遠くなり履き心地が改善されます。今回使用したのは当店で一番ベーシックなイタリーレザー、そしてカカトは英国製のダブテイルを付ければ英国靴の雰囲気を出すことができます。耐久性、より高品質のレザーをソールをお求めの方は英国製、またはドイツ製のオークバークソールのご用意もありお好みに応じてチョイスすることができますので店頭にてご相談くださいませ。

イタリーレザーオールソール19,800円 ミッドソール交換3,300円税込み納期3週間前後

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。

お店までの行き方は↓