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ブランド別、尚且つ英国靴に絞るとクロケット＆ジョーンズが一番お持ち込みが多い。クロケットを取り扱うショップも沢山ありますし百貨店でも取り扱いもあり、それでいて日本の「LAST｣という靴雑誌にも幾度となく載っているので結構昔から馴染みのあるブランドですよね。
今ではとっても高くなってしまいましたが以前は5万出せば買えた記憶があるので所有されている方も多いと思います。
Crockett&Jones（クロケット＆ジョーンズ）オールソール
今回ご紹介するのはクロケット＆ジョーンズの中でも高級ラインの「ハンドグレードライン」の靴。長年履かれていたのでしょう。ソールには穴が開いております。
つま先にはヴィンテージスチールが付いております。ここで一つスチールについて。お客様より結構頻繁に受ける質問なのですがスチールは付けた方が良いのかどうか？これに関しては正直どちらでもOK。お客様のお好みです。もちろんメリットが沢山。今回の写真を見てもスチールはそこそこ残ったままでもソールの真ん中に穴が開いているということはどう考えてもつま先の強度は上がっている筈ですよね。
でもカチカチと音が鳴ったりつま先が滑りやすく感じる方もいるのでつけるのがベストとは一概には言えません。もしスチールを付けないのであれば早い段階でつま先の修理は必要となります。特におろしたてのクロケット＆ジョーンズは最初反り返りが付いておらず固いためつま先が地面に接地する回数も増えます。そのため予想より早く削れちゃったなーと思われる方も。
つま先が削れた場合の修理は部分的に革やゴムを当てたり、もしくは履いた後でももちろんスチールの取り付けは可能です。
使用したのはドイツ製オークバークのレンデンバッハ。通称JRソール。カカトはナイツブリッジが英国から直接仕入れている英国製ダブテイル。それとオリジナルっぽくヒドゥンチャネルというステッチを隠す仕上げと「半カラス」といって茶色い部分と黒い部分に分けて着色する仕上げ方。それとちょっとしたところですがクロケット＆ジョーンズハンドグレードラインの場合カカトの内側の角がわざと落とされております。理由は諸説ありますが何が本当かどうか。。クロケット＆ジョーンズのオールソールはこれがベストですかねー。
といった感じでお気に入りの1足を綺麗にすることが可能です。クロケット＆ジョーンズの修理でご検討の方は是非ご相談くださいませ！
オールソールレンデンバッハ25,300円税込（オプション ヒドゥンチャネル4,400円、スチール4,400、クリーニング4,950円）
今回の仕様39,050円税込納期3週間前後
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き22,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT（お問合せ）からお気軽に。
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