世界一有名な高級カバンかもしれません。若い女性からお年を召されている紳士淑女まで多くの方に愛されております。今日はそんなルイ・ヴィトンの修理をご紹介します。

ルイ・ヴィトンとは

1800年代前半にルイ・ヴィトン氏によって創設されたとても歴史のあるブランド。当時はキャンバス地のトランクを作るブランドとして創設されたと言われております。そして1854年に世界で初めて「旅行用カバン専門店」をパリでスタート。ヨーロッパでの旅行ブームもあり時代の波に乗ることが出来、拡大されては行くものの、ルイ・ヴィトン氏が作るいたってシンプルなカバンはすぐにコピー商品が出回ることとなります。1800年代後半になると「ダミエ」が誕生しこちらもヒット。1892年にルイ・ヴィトンが息を引き取ってからはジョルジュ氏が会社トップなったのですが実はルイ・ヴィトン社が黄金期を迎え世界トップブランドとなったのはジョルジュ氏主導になってから。同じく「ダミエ」のコピー商品が出回るようになってその打開策で1896年には「モノグラム」を発表。ルイ・ヴィトンのアイコン的なデザインもあり1900年代には世界中に店舗展開し、皆様ご存じの通りの一流ブランドとなったわけです。

ルイ・ヴィトン カバン修理

ここから修理のお話し。ヴィトンのカバン修理で圧倒的に多いのがストラップ付け根の革切れ。

一番負荷のかかる場所でもあるので致し方ないかなと。高いカバンだからと言って壊れないカバンは無いです。やがてメンテナンスが必要となります。

この「根革」や「根モモ」と呼ばれているパーツ、一度取り除きます。そして新しいヌメ革を使い修理するのですが真新しいヌメ革ですと修理した箇所がかなり違和感が出てしまいます。

そのため薄い茶色い塗料で着色しわざとエイジング加工(使用感を出す)します。その際縫いのステッチの針穴の数も合わせる。縫いのステッチの外側に沿って「縁捻」という加工もすればよりヴィトンぽい仕上がりとなります。

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いかがでしょうか。違和感なく使用できると思います。

カバン修理の価格表は→コチラ

今回の修理は価格表の”根革”「革当て補強」というメニューです。2カ所目からは半額でご案内をしております。

ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACTからお気軽に。

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