※2025年11月情報更新
基本的にはカジュアルなスタイルですがこれをスーツやちょっとトラッドなジャケパンスタイルに合わせるのもかっこいい。本日は英国のサンダースをご紹介。
サンダースとは
1873年に靴の聖地ノーザンプトンにて創業したサンダース。ノーザンプトンのシューメーカーとしては珍しくミリタリー系の靴作りを行うことで有名。今回お持ち込み頂いたシューズのようなマッドガードと呼ばれるぐるり一周クレープで巻かれた代表的なモデルはあのスティーブ・マックイーンも愛用だったとか。
特殊な製法ゆえに修理が出来ないと思われる方も多いのだが勿論修理は可能。というか慣れれば比較的簡単な作業でございます。
サンダースマッドガード製法のシューズでも勿論ソールの張替えは可能です
まずは状態から見てみましょう。





ちょっと特殊な作りをしていますよね。これ「マッドガード製法」って言います。マッケイ靴にウエルトを付けずに周りに天然クレープを巻き付けたようなそんなイメージ。ただしマッケイの縫いは掛かっておりません。カカトだけの部分修理も出来るのですがこちらの製法の場合ソール含め周りのマッドガードもすべて巻きなおした方が絶対に綺麗になります。
それとアッパー。元々真っ黒のスエードですがくたびれた感が出ているのでアッパーはクリーニングした後に補色をしてみます。







こんな感じに綺麗にすることが出来ます。ついでに紐も変えてあげればまた見え方も変わりますね!
因みにカカトの内側も


これで秋冬に履く靴の準備オッケーですね。
お次はブラウンのサンダース


履きこむとマッドガード部分はめくれあがったり一部欠損したりすることがあります。柔らかい履き心地の為遠慮なくガシガシと履く方も多い。そもそもこのマッドガード製法はぬかるんだ場所や水も通さずに履けるというものでもあるのである意味履き方は正解。傷むまでとことん履くのが良いでしょう。


勿論カカトも減りますしソールも摩耗していきます。今回のシューズには見られませんが、クレープソールが劣化するとべたべたになります。歩く場所が汚れ石ころも挟まってしまいちょっと不具合発生。
カカトの修理だけでも出来るのですがこの製法の場合マッドガードごと張り替えるのが綺麗にいくのでオススメ。なので是非ガンガン履いて傷んだ状態でお持ち込みくださいませ。




マッドガードを巻きなおすとこういう見た目となります。材料の生産地は異なるはずですが同じ素材を使用するためオリジナルとほとんど変わらないですね。実に気持ちいい。


ソール側も同じくクレープソール、一体感が出て良い感じです。これでまた安心して履けます。
今回はクリーニングもあわせて行っております。スエードシューズの場合しっかりケアすれば水はけがとても良いので雨の日にサンダースは適した作りです。
サンダースのマッドガード製法の修理は吉祥寺の靴修理店ナイツブリッジにご相談くださいませ。
今回の仕様 18,700円税込 納期3週間前後
※価格は2025年現在
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き25,300円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。事前のお見積りはCONTACT(お問合せ)からお気軽に。
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