1947年、振付家の息子のローランド・プティが足の痛みを訴えたのがきっかけで誕生したブランド。ローズ レペットがダンスシューズをデザインしました。伝統的な技術を用いて手作りされている靴。本場バレエ団にもバレエシューズを提供しています。
レペットのような所謂「バレエシューズ」と言われるシューズは日本にもたくさん存在します。上の革と靴底を接着剤だけで止めているバレエシューズも多いのですがこちらのレペットに関してはより強度を持たせるのに縫い合わせており、実はかなり手の込んだ作りをしております。
お値段も4万前後と決して安くはないのですが他ブランドと比べたらきっちりと差別化の出来る製法で価格にも納得がいきます。
レペット ヒールが取れた場合の修理
ただ、強度のある製法とは言え靴は消耗品。どうしても壊れてきます。
当店のレペット修理でよくご依頼を受けるのが
- 1位 裏張り
- 2位 ヒールの修理
- 3位 スクイ縫い
- 4位 ヒールが土台ごとなくなってしまった場合の修理
今回は4位の「ヒールが土台ごとなくなってしまった場合の修理」のご紹介させていただきます。
ヒールが取れるとこんな見た目です。外れた瞬間は意外と気付かない。あれ?何か歩き心地変だな?で初めて靴底を見て土台ごとなくなっているケースがほとんどだと思います。
ヒールも実はちょっと特殊な作りをしており修理屋さんによっては断られることもあります。でもご安心ください。ナイツブリッジでは直してしまいます。
どのようにして作成したかは割愛させていただきますがこんな写真のようにパーツを作成。革+革+ゴムの3層で作り上げます。
1ミリ狂うとカポッとはまらなくなるので案外難しい作業となります。
綺麗にカポッとはまれば完成となります。
ナイツブリッジでは配送でも承っております。修理代金税抜き10,000円以上で返送時の送料は無料とさせていただきます。遠方のお客様でもご利用ください。
事前のお見積りはCONTACTから気軽にお問い合わせくださいませ。
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